「小学校に入ったら、ちゃんと授業についていけるのかな?」
「うちの子、早生まれだけど大丈夫かな……」
年長の終わりが近づくにつれて、
そんな不安が、ふとした瞬間に頭をよぎるようになりました。
まだ何か問題が起きたわけではありません。
でも、周りの子と比べてしまったり、
「小学生になったら、急に勉強が難しくなる」と聞いたりすると、
理由のはっきりしない不安が少しずつ大きくなっていったのです。
年長・入学前だからこそ感じた「早生まれ」の不安
わが家の子どもは早生まれです。
幼稚園では特に困った様子はなく、
先生からも「問題ありませんよ」と言われていました。
それでも、
- 理解のスピードは周りと同じだろうか
- 板書についていけるのかな
- 勉強でつまずいて、自信をなくさないかな
そんなことばかり考えてしまいました。
「まだ何も起きていないのに、不安になる」
でも、それが年長・入学前の正直な気持ちだったと思います。
塾に行かせるべき?でも、正直そこまででもない気がした
不安が出てくると、頭をよぎるのが「塾」の存在です。
「念のため、今から塾に行かせたほうがいいのかな?」
「遅れないように、先取りしたほうがいい?」
でも、同時にこんな気持ちもありました。
- 低学年から塾に通うほど困っているわけではない
- 毎週決まった時間に通うのは、生活リズム的に負担が大きい
- 正直、費用面も気になる
「塾に行くほどではない。でも、何もしないのも不安」
この宙ぶらりんな感覚が、いちばんつらかったです。
私がいちばん大切にしたかったこと
いろいろ考えた結果、
私の中で、ひとつはっきりした軸がありました。
それは、
- 学校の授業で「わからない」と感じてほしくない
- 勉強が原因で、自信をなくしてほしくない
- 「やればできる」という感覚を持ってほしい
学年トップを目指したいわけでも、
受験を考えているわけでもありません。
「学校生活を前向きに楽しめる状態でいてほしい」
それが、当時のいちばんの願いでした。
塾ではなく「家庭学習」を選んだ理由
そこで選んだのが、家庭学習を軸にするという選択でした。
結果的にこの選択は、 「入学してから慌てないための準備」になっていたと、今では感じています。
家庭学習なら、
- 子どものペースに合わせられる
- 「今日は無理そう」という日も調整できる
- 学習量を少しずつ増減できる
入学前の不安定な時期だからこそ、
ガチガチに固めない学び方のほうが合っていると感じました。
また、「何かあったら見直せばいい」と思えたことも、
親の気持ちをラクにしてくれました。
「やれば大丈夫」ではなく、「続けられる形」を探した
ひとつ、はっきりお伝えしておきたいことがあります。
家庭学習は、「やれば誰でも結果が出る」魔法ではありません。
わが家の場合も、
- 毎日コツコツ続けたこと
- できない日があっても、翌日に立て直したこと
- 完璧を求めすぎなかったこと
こうした積み重ねがあって、少しずつ学習の土台ができていきました。
大切だったのは、「内容」よりも「続け方」だったと、今では感じています。
入学後、親の不安はどうなったか
実際に小学生になってから、 いちばん安心できたのは、子どものこんな言葉でした。
「今日、先生が教えてくれたこと、もう知ってた」
「ちゃんとできたよ」
「手、上げたんだよ」
楽しそうに話してくれるその様子を見て、 「あ、授業についていけているんだな」 「家庭でやってきたことが、ちゃんとつながっているんだな」 と感じられるようになりました。
テストの点数だけでなく、 学校での学びを“前向きに受け止めている姿”が見えたことが、 親としては何より大きかったです。
入学前に感じていた不安が、 完全になくなったわけではありません。 でも、
「大丈夫そうだな」
「今は、このまま見守っていけそうだな」
そう思える瞬間が、少しずつ増えていきました。
「何かあったらどうしよう」と構えていた不安が、 「今は見守っていけそう」という安心に変わった感覚でした。
年長・入学前に不安を感じている方へ
もし今、
- 早生まれで学習面が気になる
- 塾に行かせるべきか迷っている
- でも、何を基準に決めたらいいかわからない
そんな気持ちを抱えているなら、
「家庭学習を軸に様子を見る」という選択も、ひとつの答えだと思います。
入学前の不安は、決して特別なものではありません。
同じように悩んでいる親御さんは、きっとたくさんいます。
この記事が、
「塾に行く・行かない」の二択で悩む前に、
一度立ち止まって考える材料になればうれしいです。
※ 実際にわが家が家庭学習を続けた結果については、
別の記事で詳しくまとめています。
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