【体験レビュー】スマイルゼミ小学1年生コースの実態は?国語・算数のレベル、宿題との両立、続けるコツ
小学校入学を控えたタイミングは、「勉強についていけるかな?」「宿題と家庭学習は両立できる?」と不安が大きくなる時期です。わが家もまさにそうでした。にこは年長コースからスマイルゼミを続けていましたが、小学1年生コースに進むと内容も量も大きく変わります。
この記事では、実際にスマイルゼミ小学1年生コースを使ってみたリアルな体験レビューと、国語・算数のレベル、宿題との両立、やる気の波の乗り越え方など、1年間続けてわかった“使いこなしのコツ”をまとめます。
スマイルゼミ小学1年生コースを始めた理由(わが家の場合)
入学前、「小学校ってどれくらい勉強するんだろう?」という不安があり、年長の終わりごろから家庭学習の習慣づくりを意識していました。
さらに、小学校の宿題は“毎日”出ると聞き、宿題と家庭学習をどう両立するかという点も大きな心配でした。そこで、年長コースでも無理なく続いたスマイルゼミを1年生でも継続することに。
実際に始めてみると、スマイルゼミはにこにとても合っていて、 「宿題+スマイルゼミ10分」が無理なく続けられる習慣になりました。
教材内容と実際のレベルは?(国語・算数)
国語|ひらがな→カタカナ→漢字へと段階的にステップアップ
小学1年生の国語は、最初の数か月はひらがなの読み書きが中心です。その後、カタカナ、夏休み明けごろから漢字が本格的に始まります。
漢字が始まると覚える量が一気に増え、学校だけでは定着しにくいことも多いです。スマイルゼミはアニメーションで助詞や文の構造を理解できるため、文章が苦手な子にはとても効果的。音声読み上げもあり、文章量が増えても取り組みやすかったです。
算数|計算・文章題・図形のバランスがよい
1年生の算数では「10のまとまり」でつまずく子が多いと言われていますが、にこはスマイルゼミの体感ワークと計算ドリルのおかげでスムーズに理解できました。
特に計算ドリルはゲームのようにタイムが表示され、「何秒で解けた?」「新記録出た!」と毎回楽しそうに取り組んでいました。繰り返し練習することで、くり上がり・くり下がりの計算も自然と身についていきました。
そろばんを習っていたことも後押しになりましたが、日々の“短い反復練習”ができるスマイルゼミの仕組みが、理解をより確かなものにしてくれたと思います。
スマイルゼミでは、数をブロックのように動かして考える体感ワークがあり、理解の確認にも役立ちました。特につまずきやすい子には、とても助けになる機能だと思います。
また図形や時計など、説明だけではわかりにくい単元もアニメーションでわかりやすく学べます。
宿題との両立は大変?実際のタイムスケジュール
意外と知られていませんが、1年生の宿題量は多め。音読・計算プリント・日記など毎日続きます。にこの場合は、下校が遅い日は疲れていて「今日はもう無理~」と言う日もありました。
そこで、わが家では次の流れを固定しました。
- 朝起きてすぐにスマイルゼミ(10〜15分)
- 帰宅 → おやつ → 宿題(音読・計算・プリントなど)
にこは「朝起きてすぐ」のスマイルゼミが習慣になっていました。まだ頭がスッキリしている時間帯のほうが集中できて、1ミッションがサッと終わるので、わが家にはとても合っていました。
帰宅後は宿題で疲れてしまう日もありますが、朝学習なら気持ちの切り替えもスムーズで、無理なく続けられました。
基本的には「朝起きてすぐ」にスマイルゼミをする習慣ができていましたが、もちろん毎日完璧にできたわけではありません。朝がつらい日や、疲れている日は夕方に回したこともあります。
1年生のうちは生活リズムがまだ安定しないので、無理に決めつけず、その日の体調や予定に合わせて臨機応変にするのがいちばん続きます。
それでも、頭がスッキリしている朝のほうが集中しやすく、「1ミッションがサッと終わる」ので、わが家では最終的に朝学習が一番おすすめという結論になりました。
やる気の波と続けるコツ(わが家の工夫)
ポイント制・ごほうびがとにかく強い
にこは「スター」「ごほうびミッション」でやる気が復活するタイプでした。キャラクターの応援や、アニメーションの変化はタブレット学習の大きな魅力です。
親が関わりすぎないのも大事
スマイルゼミは丸つけ不要なので、親が“干渉しすぎない”のが続いた理由のひとつ。1年生はまだまだ甘えたい時期なので、「やってごらん?」「できたね!」という声かけだけで十分でした。
疲れた日は“1ミッションだけ”でもOK
習い事やイベントの日は、頑張りすぎないことを優先。1ミッションだけ取り組んだらOKにするなど、柔軟なルールで続けました。
年長→小1のギャップで驚いたこと
- 宿題量が一気に増える
- 音読の負担が大きい
- “読む力”が求められ始める
- 図形や時計でつまづく子が多い
- 生活リズムの変化で疲れやすい
このギャップを埋めるのに、スマイルゼミのアニメーション解説や反復ワークはとても助かりました。
スマイルゼミは小1の先取りに向いている?
スマイルゼミには「コアトレ」という無学年式の学習機能があり、学年に関係なく得意な分野は先に進み、苦手な分野はさかのぼって復習できます。1年生でも自分のペースで進められるのが大きな特長です。
とはいえ、小1の時点で無理に先取りする必要はありません。にこが特に助けられたのは、漢字の復習や計算の反復といった“基礎固め”の部分でした。
追加料金なしで使える教材が豊富なので、1年生の学習を無理なく定着させたい家庭にはとても使いやすいと思います。
さらに専用タブレットの安全性や書きやすさも大きなポイント。
- パームリジェクションで紙のように書ける
- 外部サイトに接続しない安全設計
- 理解 → 定着 → 反復 → まとめの4ステップで無理なく進む
こんな子にスマイルゼミ小1コースはおすすめ
- 宿題だけだと不安が残る子
- タブレット学習が好きなタイプ
- 図形や時計が苦手な子
- 親が丸つけの負担を減らしたい家庭
- 年長コースからの流れで続けたい家庭
まとめ(にこの今ふり返って思うこと)
にこが小学1年生だった頃、毎日続けられたのは「10分だけ」という軽さと、アニメーションで理解できるわかりやすさでした。
入学準備の段階でスマイルゼミを取り入れたことで、“学ぶこと=楽しい”という気持ちが自然に育ち、1年生の1年間をスムーズに乗り越える助けになりました。
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