紙教材とタブレットの上手な使い分け|ニコっちママ家の「無理なく続く工夫」
タブレット学習が広まってきた今でも、紙のワークには紙にしかない良さがあります。 ニコっちママ家でも、どちらか一方に偏らず、タブレットと紙教材をゆるやかに使い分ける方法を試しながら続けてきました。
ここでは、実際に取り入れている習慣や、うまくいかなかった時期の振り返りも含めて、家庭での「使い分けのコツ」をまとめます。
タブレットは「毎日の短時間学習」にぴったり
忙しい平日の中でも続けやすかったのは、やはりタブレット学習でした。 起動するとすぐその日の学習に入れるので、迷う時間がなく、短い時間でも取り組みやすいのが大きなメリットでした。
朝の静かなリビングで、たった10〜15分でも取り組めると、子ども自身も「今日もできた」という気持ちを持てるようになりました。 この“できた感”が積み重なると、学習へのハードルもどんどん下がっていきました。
紙教材は「ゆっくり腰を据えて取り組む学び」に向いている
紙のワークは、書く感覚や視覚的な整理のしやすさがあるため、 理解を深めたい単元や、書いて覚える内容にとても役立ちました。
ただ、紙のワークはタブレットよりも時間が必要なことが多いので、 ニコっちママ家では夜に無理して続けさせないスタイルにしています。
夜は、習い事・お友達との約束・宿題の量などによって時間の流れが大きく変わります。 さらに、学校で一日がんばって帰ってきた身体はどうしても疲れていて、集中力が続かない日も多いものです。
そこで、紙教材は「できる日にゆっくり取り組む」という位置づけにしました。 気持ちに余裕のある週末や、長期休みの前半にまとめて取り組むことで、途中で投げ出さずに最後までやり遂げる経験にもつながりました。
朝に紙ワークをしない理由
朝はタブレット学習を習慣にしていますが、そこに紙ワークを追加しないのにも理由があります。
- 朝は10〜15分しか余裕がなく、紙ワークだと時間が足りなくなる
- 「書く量が多い日」「難しいページ」のムラがあり、朝の流れが不安定になりやすい
- 短時間で終わらないと、子どもの気持ちが急いでしまい、逆に集中しにくくなる
せっかく朝に安定したリズムができているので、そこに負担を増やさないことを大事にしています。 朝はスッと始めてスッと終われるタブレットが、我が家の生活リズムに合っていました。
長期休みは「紙教材をやり切るチャンス」
紙ワークは、長期休みとの相性がとても良いと感じています。 時間に余裕があるので、ゆっくり丁寧に取り組めるし、分からないところに戻りやすいというメリットもあります。
ニコっちママ家では、平日にやり残したページがあっても焦らず、 「学年のうちに終わればOK」という長い目で見て進めるようにしています。 このスタンスに変えてから、親子ともに気持ちがずいぶん楽になりました。
無理なく続けるための「ゆるい使い分け」
タブレット・紙教材のどちらも良いところがあり、 一方を徹底するよりも、暮らしに合わせて柔軟に使い分ける方が続きやすいと実感しています。
- 朝はタブレットで短時間の学習
- 紙教材は気持ちと時間に余裕のある日だけ
- 長期休みでまとめてやり切るスタイル
このくらいの「ゆるさ」でも、無理なく続けることができ、 結果的に子どもの理解も深まりやすくなりました。
それぞれの家庭の生活リズムに合わせて、心地よいバランスを見つけることが大切だと感じています。
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